メタタグ(Meta Tag)を作成

「メタタグ」とは?

 「メタタグ」とは、サイトの説明文やキーワードなどを入力して、検索サイトにホームページの情報を読み取ってもらうためのコードです。これは、「HTMLソースのヘッダー(<HEAD>と</HEAD>の間)」の中に組み込むソースです。
 以前は、アクセスアップ、検索ランキングアップための最大の武器として用いられてきましたが、最近はメタタグを無視する検索サイトも増えてきました。例えば、最大手のGoogleでは、メタタグの読み取りは行っていません。

 じゃあ、なぜメタタグを作るのか?それは、ホームページ登録サイト、とりわけ中・小規模なサーチエンジンは、いまだに使っているところが多いからです。

 あなたのサイトを英語のサーチエンジンに登録する際、毎回サイトの概要やキーワードを入力するのは面倒くさいですよね。中小サーチエンジンは、たくさんのサイトに登録してもらいたいため、それらの入力の手間を省く措置として、メタタグのクロール(巡回・読み込み)という方法を採用しているのです。そのため、そういったサイトは、サイトURLとメールアドレスのみで登録申請が完了することが多いのです。多くのサイトにラクに登録申請したいのであれば、メタタグを作っておくことをオススメします。

 メタタグには、色々なものがありますが、やってはいけないものもあります。裏ワザのようなメタタグは、大概スパム行為とみなされて、検索結果から除外されてしまいます。

 したがって、以下の3つのメタタグのみにとどめておきましょう。これで十分に太刀打ちできます。メタタグを適切に作成するのは、SEO対策としても極めて有効な措置です。

<META http-equiv="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=ISO-8859-1">
<META name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3">
<META name="description" content="説明文">

「charset=ISO-8859-1」

<META http-equiv="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=ISO-8859-1">
 まず最初は、サイトの使用言語を決定するメタタグを作成・貼り付けましょう。「ISO-8859-1」は、欧米で広く用いられている文字コードです。このコードを英語版の各ページに貼り付けておけば、相手側のほうで「言語のオンデマンドインストール」や「突然の文字化け」を起こさないで済みます

 この文字コードをヘッダーに組み込むと、「アルファベット+欧米諸言語」以外の文字は、文字化けしてしまいます。ちなみに、仮に「日本語の書き残し」、「全角スペース」、「全角のアルファベット」などが残っていた場合、全て文字化けして表示されますので、そういった残りカスをサッサと取り除くこともできます。

 また、「英語+欧米諸言語」と「日本語」とを混ぜたい場合は、「UTF-8」の文字コードを使いましょう。
<META http-equiv="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=UTF-8">
この文字コードであれば、日本語が混在する文章を書いても文字化けを起こさないで済みます。

 なお、「日本語中心のページ(日本語+アルファベット)」には、
<META http-equiv="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">
を貼り付けておけば、文字化けは原則的に起きなくなります(Shift_JISが一番無難です)。ただし、英語以外の欧米諸言語を混ぜると文字化けを起こしたり、うまく表示されない場合がありますので、ご注意ください。

<META name="keywords" content="キーワード1,2,3">

<META name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3">
 アクセス数を伸ばせそうなキーワードを書き込みましょう。キーワードとキーワードの間は、半角のカンマで区切りましょう(半角スペースではありません)。

 ただし、あなたのサイトと全く関係ないキーワードをたくさん入れると、スパム行為とみなされます。また、多数のキーワードを入れるのも、同様にスパムと判断されてしまいます。本当に必要だと思うキーワードを、多くても10個以内にとどめて書き込みましょう。同じキーワードを繰り返して入れるのもやめましょう。

<META name="description" content="説明文">

<meta name="description" content="説明文">
 この説明文は、そのまま採用されるので、キーワードをちりばめつつ、簡潔な文章を書き込みましょう。こちらでも同じキーワードを何回も繰り返さないように気をつけましょう。

 なお、「説明文」のカンタンな作成方法については、「英語サイトを作るテクニック(2) サイトの概要(説明文)を作る」をご参照ください。


補足: ヘッダーの部分にサイトタイトルを入れる

 最後に、ヘッダーの部分にサイトタイトルを忘れずに書き込んでおきましょう。
<TITLE> と </TITLE>の間にインパクトのあるサイト名を入れておきましょう。


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